南瓜まるごとカスタードプディング サンカヤー・ファクトーン

このお料理のお味は…

สังขยาサンカヤーはカスタードプディング
ฟักทองファクトーンは南瓜。
南瓜を丸ごと使ったボリューム満点のデザートです。
タイの南瓜はホクホクというよりしっとりねっとりした食感
ココナッツミルク入りのカスタードと合わせると
コクのある素敵なデザートに。
姿のまま蒸しあげて
テーブルで一切れずつ切り分けていただきます。

金色の果肉にカスタードが映えて
ハロウィンのデザートなどにすると
歓声が上がること間違いなし♪


สังขยาฟักทอง サンカヤー・ファクトーン
南瓜カスタードプディング サンカヤー・ファクトーン

材料:

  • 南瓜…500g位のもの1個
  • アヒルの卵(またはLLサイズの鶏卵)…4個
  • ココナッツミルク…1/2カップ
  • น้ำตาลปึกナムターンピーク(パームシュガー)…3/4カップ(他の砂糖でも代用可)
  • ใบเตยバイトゥーイ…30㎝位を1枚(香りづけなのでなくても可)

*作り方*

  1. 南瓜はヘタを中心に直径4~5cmの円を描くように小型ナイフなどで上部をくり抜き、中のワタと種を取り除いた後水洗いした後水切りしておきます。
    切り抜いたヘタの部分は蒸すときに栓として使うので捨てずにとっておきます。
  2. ボウルに卵、ココナッツミルク、ナムターンピーク(パームシュガー)または砂糖を入れ溶け残りが無いようよく混ぜ合わせます。
    (あれば)バイトゥーイを5cm程に切ったものを加え軽く手でもみ香りをつけます。
  3. 南瓜が入る大きさの蒸し器を用意し、蒸気が上がるまでのあいだに南瓜の準備をします。
    南瓜の中へ2.のカスタード液をこぼれないよう注ぎ入れとっておいたヘタで栓をします。
  4. 蒸し器の蒸気があがったら、3.で用意した南瓜を入れて中火で30分ほど蒸しあげます。
  5. 栓にしたヘタをとってみて中のカスタード液に火が通って固まっているようならほぼ出来上がり、そのまま蓋をして粗熱が取れるまで蒸し器の中で冷まします。
  6. 湯気がおさまり指で触れても熱くないくらいまで冷めたらお皿に取り出してテーブルへどうぞ。



**ワンポイント**

南瓜は火の通りが良いよう小ぶりのものがおススメです。
見栄えの良い濃い黄色に仕上がるため、
タイではアヒルの卵を使うのが一般的。
鶏卵だと淡い色合いになりますがどちらを使ってもOKです♪
コクがあってお菓子作りに定番のナムターンピーク(パームシュガー)も
お好みのお砂糖で代用できます。ちょっとさっぱり目の仕上がりに。

香りづけ使うバイトゥーイはこんな風貌(自宅に植えて使ってます)

バイトゥーイ

バイトゥーイ

爽やかで上品な甘い香りはお菓子からお惣菜に、
煮出して出る緑色は天然の着色料にと使われます。


蓋をとった時に蒸しあがったかの確認は、
栓を外してちょっとスプーンを浅くさして
もったりとささるようなら大丈夫です。
うっかり竹串を刺してしまうと、固まっっていない場合
そこから漏れてしまうことがあるのでくれぐれもご注意を
あ、そんなうっかりはわたしくらいかしら(笑)

固まり方が弱いようでも冷めるとわりとしっかりするので大丈夫ですよ。
冷蔵庫で冷やしていただくと切り分けた時の形がきれいです。


南瓜の甘さで味の加減が変わりますが、
甘味が足りない場合は
砂糖を溶かしたココナッツミルクを少量ソースがけすると
見た目もお洒落で美味しくいただけます。



上白糖では出せないコク、料理以外にコーヒーや紅茶などにも。

EOパームシュガー 270g
黒糖よりクセが少なく、独特の香ばしさと優しくまろやかな味が特徴の砂糖です。









レシピがお役に立てたらポチっと応援してくださると嬉しいです♪
にほんブログ村 料理ブログ タイ料理(レシピ)へ      


タイの精進料理@ギン・ヂェー VegetarianFestival 

華僑系タイ人のお祭りとして有名なกินเจ(ギンヂェー)=精進祭りが、
わたしの住んでいるプーケットでは今年は10月5~13日まで開催されました。
(地域によって開催期間が違うところもあります。)

中国を起源とした古い習わしを元として、
遠くタイに移り住んだ華僑たちが中国寺院を中心として毎年行っている行事です。
最大10日間にわたり、あらゆる穢れ(けがれ)と欲望を絶ち身を清めるよう
厳しい戒律のもと過ごします。
(とはいってもそこはマイペンライのタイですからわりと臨機応変だったりします、笑)

この期間は精進祭りの名の通り、殺生を避け動物性蛋白質を禁じて
野菜を中心とした精進料理のみ口にすることが許されます。
そのうえ、香りの強いスパイス類も使ってはいけないことになっています。
タイ料理ではかかせないニンニクやパクチー、ホームデーン(エシャロット)をはじめとして
玉ねぎやセロリ、ラッキョウなど…。

”スパイシー”をはずしたらどうなってしまうの?

ご心配なく、スパイスを操る国だからこそ、
見事に各種料理を再現します(*'ω'*)

中心となる中国寺院でお布施を納めた信者に1日2回、
精進料理がふるまわれます。
お布施を納めた際に配られる認め札で期間中ずっと
供給を受けることが出来るシステムです。
これがある日の食卓。

ギン・ヂェー ある日の献立

中央の器3品と飯盒に入ったご飯がいただいてきたお料理、
小皿の2品は別の屋台で買い足したものです。
献立は左上から時計回りに豆腐と冬瓜・海藻のスープ、
ジャガイモと空芯菜のレッドカレー、
漢方野菜のヤム(和え物)、
空芯菜炒め、
南瓜のターメリック煮。
撮影用に少なく盛りなおしていますが
この倍量くらいを手提げのスタッキング容器に入れて持ち帰るのが一般的。

こうやって列に並んで流れ作業でよそってもらいます。

タイ VegetarianFestival2013 ジュイトュイ寺院

すごい人でしょ?(笑)
裏方の台所はこんな感じ。

タイ VegetarianFestival2013 ジュイトュイ寺院

巨大な釜戸と巨大なお鍋、これで何往復も作られます。

寺院で作られるものなので戒律にきちんと従い
禁忌の野菜やスパイスは入っていません。
それでも日常食べる料理と殆ど変らないものが出来てきます。
肉類の替わりにプロテイン食材や豆腐などで代用してはいるものの
他のスパイスを駆使して充分なクオリティのものを作ってしまうのはさすが。
よく観察すると相当な種類のスパイスを使っていて驚かされます。
まだまだスパイスの使い方も種類も未熟なわたしでは
とてもこのレシピ、探れません(笑)
なのでこの期間は殆どテイクアウトで済ませてしまいます。

年に一度行われるこのお祭りは、
ある意味定期的に行う体のリセットともいえます。
宗教とともに守られてきた健康の知恵ですね。
ただ残念なことに近年では逆に
健康上あまり喜ばしくない傾向にあります。
メインの食材となる野菜類の高騰により調理に使われる野菜が偏ってしまうこと、
どうしても味が淡白になりがちなので化学調味料にたよりがちなこと、
手軽に満腹感を生むために炭水化物や油ものが多く出回りがちなこと…など、
栄養上の問題が目についてしまいます。
寺院でいただくお料理もそこまで突き詰めての献立ではないので…
バランスよく食べることが難しくなる期間でもあります。


最後にギン・ヂェー開催中の寺院や街の風景など。

タイ VegetarianFestival2013 立ち並ぶ屋台タイ VegetarianFestival2013 立ち並ぶ屋台

通り沿いをずっと精進料理の屋台が軒を連ねます。



最終日、最高位の神の守護兵である生き神たちに料理をふるまう儀式に行き会いました。

タイ VegetarianFestival2013 ジュイトュイ寺院タイ VegetarianFestival2013 ジュイトュイ寺院
タイ VegetarianFestival2013 ジュイトュイ寺院タイ VegetarianFestival2013 ジュイトュイ寺院
タイ VegetarianFestival2013 ジュイトュイ寺院タイ VegetarianFestival2013 ジュイトュイ寺院
タイ VegetarianFestival2013 ジュイトュイ寺院

この大鍋はこの後信者たちにふるまわれます。



このお祭りの様子に興味がある方はこちらをどうぞ。
(1昨年の開催時の記事です)

毎年中国の旧暦を元に9月末から10月中旬あたりがギン・ヂェーの開催時期となります。
旅行などでこの時期に訪れる機会があれば、精進料理をぜひ味わってみてください。
日本でもタイ人在住者が多い地域やタイ料理レストランなどでは
お祭りや精進料理が用意されることもあるのでミニ体験が出来るかも、です(^_^)b



レシピがお役に立てたらポチっと応援してくださると嬉しいです♪